こんばんは〜、おたつです。
今日僕は、ちと秩父を離れまして
小川町まで土地の現地調査に行ってきました。
オーナーさんは
まだ土地は購入されてはいない場所です。
なぜ決める前に僕の方で確認するかというと、、
『ここを買ってしまっても良いものか。。。』
みんなそんな不安があるわけです。
そりゃそうです。これからずっとここに住まうことになるわけですから、
日当たり的に、土地の形状的に、希望の家は作れるのか、その他何か問題がないか。
そんな不安や疑問が常に起こります。
そんな不安は不動産屋さんは解消してくれません。
なぜなら、
不動産屋は土地のプロではあるけども、
建築のプロではないからです。
だから、建築のプロである僕が設計士目線で確認してから
買っていいですよーっと
GOをかけるわけです。
ちなみに今回の土地は
平成初期につくられた、大型分譲地の一角。
分譲地ですが、地区計画がある区域のため緑が豊かな場所。
小川町の代官山だーって盛り上がりまして。
隣のブロックやフェンスは使えそうですねーとか、ライフライン問題ないですねーとか、裏の植栽は一部残してあとは抜いちゃいましょうとか。
あとはこんな感じで
日当たりもチェックします。
今回の土地の場合、
基本的には日当たり良好。
ただ、
11〜1月の12時前後は、1階はお隣さんちの影になってしまうだろうと、
お伝えさせてもらいました。
対策としては、
・少しでも吹き抜けを設ける。
・リビングを2階に。
です。
オーナーさんの希望としては、
日が当たらないのがそれくらいの短い期間であれば
日当たりはそんなに気にならないからリビングは1階のままで、吹き抜けを少しつけたい。
という結論に至りました。
『よし、買いましょうッ』
と。
そんな感じで、どのようにしたら素敵な家に近づくかもお伝えしながら
この土地のメリット、デメリットを第三者目線で分析、お伝えします。
最終ジャッジはもちろんオーナーさんが下します。
一生を共にする場所だからこそ失敗できない。
ただ『売る』ではなく、
オーナーさん達の一生に寄り添って
共に家づくりをしたいと思うわけです。
幸せな暮らしを創造したいわけです。
それが僕ら、工務店の使命だと思うわけです。
それをしない(ただ売るに徹しすぎている)建築会社が多いことには
ほんと腹立たしい限りです。
この建築業界の悪しき習慣をどうにかしたいと日々思います。
まずは自分たちがオーナーさん達に寄り添い、幸せな家づくりを楽しんでもらうこと。
それをSNSなどを通じて世の中に発信していくことも大切だなーと改めて感じた 2025年夏。
帰りには
『強い女』というカレー屋さんのカレーを食べて帰りましたとさ。
いいですね、小川町。
では〜。